お酒に溺れ引きこもりを経験してから思い出すこと
お酒に溺れ孤独な引きこもりの辛さを経験してから、思い出す出来事があります。この記事ではそのことについて書き自分の心境を整理していきます。
と言っても客観的に見たら珍しいことでもないと思うんですけど、内容としては恋愛の失敗ですね。高専時代に付き合っていた当時の恋人との話です。
恋人とは吹奏楽部でのイベントを通じて知り合い、SNSでもやりとりを頻繫にするようになりそれから付き合い始めました。彼女は他校の吹奏楽部員でした。
付き合って1年と少しが経つ頃、彼女は都内の専門学校に進学しました。それまではお互い近い距離に住んでいたのですが、それを機に遠距離恋愛が始まりました。
私が生活する環境はほとんど変わりなかったのですが、彼女はものすごい変化があったと思います。新しい土地、学校、初めての1人暮らしなどおそらく他にもたくさんあったでしょう。
ここからは私の主観かつ何年も前のことなので、書き方が曖昧になりますすみません。
当時の私は進学してからの彼女のことを非常に心配していました*1。彼女のSNSの投稿をみて不安を感じては必死に自分に何かできることを探していたと思います。
ある日の夜、彼女と通話をしているとあることを話されました。細かいことは思い出せないのですが、要点は
「ストレス発散にお酒やタバコに頼るようになった」
ということでした。そこで私は深く考えずに
「お酒やたばこに頼るのは良くない」
と頭ごなしに否定してしまったのです。彼女が進学してからも私は寮ぐらしで住み慣れた環境に住み続けていたため、彼女の辛さや苦しさを真に理解できていなかったのだと思います。
過程は省きますがそれから2カ月ほどして私はふられました。上の出来事は氷山の一角に過ぎないと思います。ですが個人的にはこれが決定打だったのかなと。
それから数年が経ち、今度は私が大学院に進学しコロナ禍での1人暮らしで孤独な生活がスタートしました。そこで私はこれまでの記事で書いたとおり、お酒に溺れて引きこもりになりました。
その生活から新天地での1人暮らしの辛さや大変さが分かり、さっきの場面をよく思い出すようになりました。今の私なら頭ごなしに否定なんて絶対にしません。
今はもう思い出となって彼女とヨリを戻したいとかまた会いたいとは思いません。ただ本当はもう忘れなければならないのに、この出来事を思い出すと元気かなぁと思ってしまいます。
*1:私のネガティブ思考で心配性な面