ろばのたわむれごと

休学した大学院生がゆるーく書く雑記ブログ

常体でブログを書くことへの心理的ハードル

ブログを始めたての頃にある疑問を投げかけられたことがあります。

「常体(だ・である調)で書かないんですか?」

私はブログを始めてからずっとですます調の敬体で書いてきました。その理由としてはブログを書く上で読み手を強く意識しているからだと思います。

読み手に語りかけるように頭で文章を構成しているため、自然と敬体になってしまいます。ここでいう読み手とはネット上での不特定多数の人たちです。

この文章をブログで公開している以上、老若男女問わず様々な人が目にする可能性がある訳です。ですので常体で書くことは見ず知らずの人にタメ口で話しかけるくらい抵抗があります。

一方でTwitterは自然と常体で書くことができます。ツイートの認識が「呟き・独り言」であるので誰かに読まれることを強く意識してないからですね。140字以内という制限もあって気持ちや考えを気軽に発信できる場だと思います。

話をブログに戻します。やはり敬体に変換するという都合上、どうしても元の考えや思考にノイズが入ってしまう気がします。そういう意味では以前書いた「とりあえず頭の中を書いてみる」という記事はタイトル詐欺かもしれません。

あと敬体で書いていて感じることは文末の難しさです。なかなか自分の引き出しが少ないのもあって同じ文末を繰り返してしまいます。個人的に同じ文末が続くと文章のテンポが悪くなる気がします。

常体だとその辺りの問題も解決してくれそうです。普段使っているのもあって様々な言い回しが思いつきます。便利だなぁ

 

ブログを書いていると「常体と敬体のどっちで書くか」という問題が常にちらつくため記事にしてみました。この記事の途中から試しに常体で書いてみようかとも思いましたが一貫性がない気がして辞めました。

いつか無理のない範囲で常体で書いた記事にもチャレンジしてみたいですね。読者を親しい人に想定すれば心理的なハードルは下がるのだろうか