【自己分析】自分の中のキャラクター紹介【考察】
「具体的にはどのようなキャラクターがいたんだっけ」
昨日の記事書いた後に単純な疑問が出てきました。またこのことを考察し記事にすることは今までの自分を振り返ることでもあります。それを通して自己理解がより深まるのではないかとも思えました。
そのためこの記事では昨日の記事をより掘り下げるという形で書いていきたいと思います。具体的には自分の中にある呼称とそれに結び付くキャラクター達について紹介していきます。昨日の記事からほぼ地続きの内容であるためそちらを先に読んでいただけると幸いです。
それでは目次です。
前置き
そういえば昨日の記事で大切なことを書き忘れていました。それはなぜキャラクターという言葉で表現しているかです。その理由はそれ以上に感覚的にフィットする言葉が語彙にないためという非常に感覚的で主観が入ったものです
対人関係において普段と違う言動や行動をするなら新たな人格として表現できなくはないですがそれだと少々大げさに感じます。あくまで自分のしていることは何かしらベースがあってそこに相手との関係性を考慮して架空の人物を作っているイメージです。ベースは同じですしそれぞれが全く違うというわけではありません。
ですので小説やゲームなど創作物において架空の登場人物をさす言葉であるキャラクターという言葉が自分の感覚と一致するのです。優れた創作物は架空の人物にでさえ信念や一貫した行動原理などを感じさせてくるのがすごいと思います
キャラ紹介
それぞれ呼ばれるようになった時系列順に書いていきたいと思います。目次ごとに細かい解説に入る前に次の要素を箇条書きで示します。
- 主に使われた時期
- どのような関係の人にそう呼ばれるか
それでは1つずつ紹介していきます。
「〇〇(本名)」
- ~中学生(~15歳)、成人後(20歳~)
- 家族、地元勢
一番初めにしてこの先に紹介するキャラ達の原点ともいえるものです。その根底には
自己肯定感の低さと承認欲求の高さ
が共存しています。基本的に自分に自信がないため相手に認められたいという傾向が強いです。
家庭内
私は四人兄弟の末っ子です。そのため普段から兄や姉の使い走りのようなことをさせられていました。夕食の際コップの水が無くなれば汲みに行くよう言われることや遊び相手をしろとやりたくもないゲームをさせられることは日常茶飯事でした。
詳細な内容は書けませんが母親には否定的な言葉をよく浴びせられました。その様子を父親は黙って見ていました。
家でそのような生活をしていると誰かの顔色や機嫌を常に伺うようになります。基本的に自分から発言したりアクションすることが無くなりました。そうすると家庭内で「物静かで聞き分けのいい末っ子」というキャラクターの完成です。
別に家族のことを糾弾したいわけではないのです。ひどい虐待やネグレクトがあったわけではありませんし家族みな愛があることは後に分かります。
ですが正面から素直に愛されなかったことは自己肯定感の低さ、抑圧されていて意見や主張が認められなかったことは承認欲求の高さに繋がっていったのかと考えています。
学校内
学校では家庭とは反対に明るくふるまうようになりました。そんなに問題もなくどこにでもいる小学生だったと思います。ですが一つだけ書くことがあるとすれば小学生四年生の頃に突然物事を悲観的にみるネガティブ思考になり始めたということだけです。
「頭の中でマイナスに考えておけば現実はそれよりひどくならない」という子供ながら単純な理屈ですがこれに後々苦しめられることになります。
高専進学を機に寮生活となったためそこからは出番は少なくなりました。
「ろば(さん)」
- 中学生~高専卒業(12~22歳)
- 同級生
これは中学生になって友人に見た目を揶揄されて付けれた呼び名です。このキャラは自己肯定感の低さが見た目へのコンプレックスとして表れています。成功体験に乏しく自分への自信が低いため容姿を自虐することによって周囲と打ち解けようとします。
ですが悪いことばかりではありませんでした。中学生活が後半に差し掛かったあたりにはこのキャラの扱い方にも慣れてきます。中学卒業後は知らないの土地の知り合いもいない高専に進学したのですがこのキャラを活かしてすんなり馴染むことできました。
今ではみんな大人になったのか地元の人はあまりこのように呼びません。なぜだかそれにほんの少しさびしさを覚えてしまいます。
「たっちゃん(たっつぁん)」
これは高専吹奏楽部の先輩方につけていただいた呼び名です。高専吹奏楽部は新入部員に可愛らしいニックネームを付ける慣習があります。同期も似たような響きのニックネームを付けてもらっていました。
さてこのキャラはいじられキャラの側面が強かったように感じます。先輩の話に対して大げさに反応したり無茶ぶりにもできるだけこたえようとします。カラオケで側転しようとしたりメイド服着たり
自分で自分を認めることが出来ずそれを先輩に対して求めようとするとどうしても媚売ってるみたいになってしまうのですよね。名に恥じないかわいい後輩にでもなりたかったのでしょうか。
このキャラは先輩方の卒業後はあまり出てくることはありません。ですがSNSでたまに先輩方とやり取りしてる中でこのように呼ばれると今でも高専低学年の頃に戻った気持ちになります。コンタクト取りたいのに自分から行けないチキンですみません
「たっさん」
一番明確に意識して作ったキャラかもしれません。高専の部活動は高学年になっても本格的に続ける方は少ないです。ですが高専吹奏楽部という居場所を気に入っていた私は部活動に通い続けていました。
先輩は次々と卒業、同級生はバイトや研究へという形で必然的に後輩と関わることが多くなりこのように呼ばれ始めます。つまりここで変に先輩風を吹かしたりして後輩達との折り合いが悪くなると居心地も悪くなるのです。
自分なりに生存戦略を考えました。ですが私は尊敬される程の楽器の実力も後輩を率先して率いるリーダーシップやカリスマ性もありませんでした。そこで考えたのが「年上なのに抜けてて目が離せない先輩」というキャラです。文字にしたら恥ずかしくなってきた
先輩である割にツッコミ待ちであるかのような無茶な提案やことをします。またどのようにすれば歳の離れている後輩に対しても年の差を感じさせずに対等に接することができるかを常に考えています。上に立つ先輩というよりも自分の視点を後輩達にいかに合わせられるかという考えです。
高専卒業後の現在でもこのキャラは頻繫に顔を出しています。ですが卒業し新たなコミュニティで頑張る後輩達をこのキャラは学生時代に縛り付けようとしているのではないかと不安になります。
最後に
一通りまとめてみて思いのほか時間がかかってびっくりしました。余裕をもって執筆を始めたつもりが投稿予定の9時ギリギリまでかかりましたね。書いていて様々な時代を自分を思い出していくうちに多少なりとも自己理解が深まったと思います。感想等コメントにてお待ちしております。最後までお読みいただきありがとうございました。